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https://www.osakafu-u.ac.jp 大阪府立大学公式サイト Tue, 26 Sep 2023 05:34:57 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.8 https://www.osakafu-u.ac.jp/news/nws20230926 Tue, 26 Sep 2023 05:00:23 +0000 https://cms.omu.ac.jp/osakafu-u2017/?p=187644 大阪府立大学 生命環境科学域 理学類 分子科学課程  家族等指定連絡人(保護者)の皆さま 学生の皆さま 平素より、大阪府立大学の教育研究活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。 このたび、杉本キャンパス理系新学舎(仮称)の開設にともない、当該分野教員の研究室が移転することとなりました。これにより、学生のみなさまにもより充実した教育研究環境を提供できるよう、以下のとおりメインキャンパスを変更いたします。 1. メインキャンパス 〈現行〉中百舌鳥キャンパス 〈変更後〉杉本キャンパス 558-8585 大阪市住吉区杉本3丁目3番138号 JR阪和線「杉本町(大阪市立大学前)駅」下車、東口すぐ Osaka Metro 御堂筋線「あびこ駅」下車、4号出口より南西へ徒歩約15分 アクセスマップ(大阪公立大学 Webページ) 2. 変更後のキャンパスでの授業開始日 2024年4月~(予定) 学生ご自身のこれまでの履修状況によっては、再履修科目の履修のために中百舌鳥キャンパスに通学する必要があります。詳細は別途ご案内予定のオリエンテーションで確認いただくか、中百舌鳥キャンパス教育推進課にご相談ください。 3. 学生生活について 自転車登録の方法等、キャンパスにより手続きが異なる場合があります。 詳しくは 学生ポータル(学生Navi)に掲載されている情報をご確認ください。 学生Navi お問い合わせ 教育推進課 理学教務担当 Tel 072-254-8396 Eメール gr-kyik-sci-opu[at]omu.ac.jp[at]の部分を@と変えてください。 ]]> https://www.osakafu-u.ac.jp/news/nws20220331 Thu, 31 Mar 2022 06:00:19 +0000 https://cms.omu.ac.jp/osakafu-u2017/?p=183433 本学 大学院 生命環境科学研究科 応用生命科学専攻の岡澤 敦司 准教授、太田 大策 教授、鶴本 智大 さん(博士後期課程 2年(社会人ドクター)/日亜化学工業株式会社)、越智 ゆかり さん(博士前期課程 2年)、日亜化学工業株式会社 藤川 康夫 氏らの研究グループは、ナローバンド紫外線(UV)-LEDを用いることで、同じUV-B(280–315 nm)に区分される波長であっても、280 nmと310 nm 照射下でシロイヌナズナ(解説1)の応答が全く異なっていることを発見しました。 これまで、植物のUV-B応答に関して世界中で多くの研究が行われてきましたが、その多くは310 nmにピークを有するブロードバンドUVランプを用いたものでした。本研究では、網羅的な遺伝子発現解析(トランスクリプトーム解析(解説2))および代謝変動解析(メタボローム解析(解説3))によって、シロイヌナズナの280 nmと310 nm照射下での応答を包括的に理解することを試みました。その結果、ストレス応答やUV耐性に関わる化合物の生合成が、280 nm照射下でのみ顕著に誘導されることが明らかになりました。 この成果は、植物のUV適応の理解を深めるとともに、植物による有用物質生産などへ応用できるものと期待されます。 本研究成果は、「Scientific Reports」に2022年3月12日付けで掲載されました。 論文タイトル「Transcriptome and metabolome analyses revealed that narrowband 280 and 310 nm UV-B induce distinctive responses in Arabidopsis」 論文掲載誌「Scientific Reports」(Scientific Reports Webページ) 本研究のポイント シロイヌナズナのナローバンド280 nmと310 nmのUV-B照射下での応答が大きく異なることを発見した。 UV-B応答として過去に報告されていた生理反応は、280 nm照射下でのみ強く誘導されることを解明した。 ナローバンドUV-B LEDを利用することで、植物のUV-B応答の理解が深まる。 SDGs達成への貢献 大阪府立大学は研究・教育活動を通じてSDGs17(持続可能な開発目標)の達成に貢献をしています。 本研究はSDGs17のうち、「9:産業と技術革新の基盤をつくろう」に貢献しています。 用語解説 解説1 シロイヌナズナ 最初に全ゲノム配列が解読された実験モデル植物として世界中の研究者が扱っているアブラナ科の植物で、様々な変異体などお研究用の材料や、遺伝子配列などに関するデータベースが広く利用可能になっています。 解説2 トランスクリプトーム解析 現在、高速かつ大規模に遺伝子配列の解読が可能な次世代シーケンサーなどを用いることで、網羅的な遺伝子の解析が可能になっています。トランスクリプトーム解析は、ある状態の生体サンプル中で発現している遺伝子の配列と量を網羅的に解析する手法です。 解説3 メタボローム解析 高速液体クロマトグラフやガスクロマトグラフなどの化合物の分離技術と質量分析器による構造解析技術によって、ある状態の生体サンプル中に存在している化合物(代謝物)を網羅的に解析する手法です。 関連情報 大阪府立大学 大学院 生命環境科学研究科 応用生命科学専攻 細胞代謝機能学研究室 Webサイト お問い合わせ 大阪府立大学 大学院 生命環境科学研究科 准教授 岡澤 敦司(おかざわ あつし) Eメール okazawa[at]plant.osakafu-u.ac.jp [at]の部分を@と差し替えてください。 ]]> https://www.osakafu-u.ac.jp/press-release/pr20220325 Fri, 25 Mar 2022 05:00:02 +0000 https://cms.omu.ac.jp/osakafu-u2017/?p=183374 本学 大学院 生命環境科学研究科 社会人大学院生 若林 友騎さん(大阪健康安全基盤研究所 研究員)は、大阪府立大学 食品安全科学研究センター 三宅 眞実センター長、大阪府立大学 先端ゲノミクス研究所 徳本 勇人 講師、吉原 静恵 助教、大阪健康安全基盤研究所 川津 健太郎 細菌課長、大阪府食鳥検査センターの職員の方々と共同で、世界で初めてStaphylococcus argenteus(以降、SAR菌)の食品汚染経路の一つを明らかにしました。 本研究により、これまではっきりとは認知されてこなかったSAR菌の潜在的な人へのリスクの本質が明らかとなり、今後、本食中毒の予防法開発が可能になると期待されます。 本研究成果は日本時間2021年12月27日付けで、学術雑誌「International Journal of Food Microbiology」のオンライン速報版で公開されました。 論文タイトル「Isolation and characterization of Staphylococcus argenteus strains from retail foods and slaughterhouses in Japan」 掲載論文「International Journal of Food Microbiology」(Science Direct Webページ) プレスリリース 全文(285KB) 図 本研究の具体的な研究内容とそれによりわかったこと SDGs達成への貢献 大阪府立大学は研究・教育活動を通じてSDGs17(持続可能な開発目標)の達成に貢献をしています。 本研究はSDGs17の目標のうち、「3:すべての人に健康と福祉を」等に貢献しています。 関連情報 生命環境科学研究科 獣医学専攻 獣医公衆衛生学教室 Webサイト 研究推進機構 21世紀科学研究センター 食品安全科学研究センター Webページ 研究推進機構 21世紀科学研究センター 先端ゲノミクス研究所 Webページ お問い合わせ 大阪府立大学 大学院 生命環境科学研究科 教授 三宅 眞実(みやけ まさみ) Tel 072-463-5706 Eメール mami[at]vet.osakafu-u.ac.jp [at]の部分を@と差し替えてください。 ]]> https://www.osakafu-u.ac.jp/news/nws20220215 Tue, 15 Feb 2022 05:00:41 +0000 https://cms.omu.ac.jp/osakafu-u2017/?p=182346 本学 大学院 生命環境科学研究科 獣医学専攻の古家 優 准教授らの研究グループと海遊館は、マイクロCT(解説1)によるトラザメの画像診断に関して、造影剤を用いた至適撮影条件を見出すことに成功しました。 この成果は、トラザメなどの板鰓類(解説2)に対して、画像診断を用いた臨床および研究に役立つことが期待されます。 なお、本研究成果は、学術誌「Journal of Aquatic Animal Health」に2021年12月付けで掲載されました。 論文タイトル「The Establishment of an Optimal Protocol for Contrast-Enhanced Micro-Computed Tomography in the Cloudy Catshark Scyliorhinus torazame」 論文掲載誌「Journal of Aquatic Animal Health」(American Fisheries Society Webページ) 本研究のポイント 腹部臓器のマイクロCT撮影に用いる適切な造影剤の投与量および投与後の撮影時間について明らかにすることができた。 腹部の各臓器において、造影剤投与後の至適撮影時間は異なることが明らかとなった。 造影剤を用いたマイクロCT撮影によって描出された臓器は三次元的に評価できることから、臨床および研究への応用が期待される。 SDGs達成への貢献 大阪府立大学は研究・教育活動を通じてSDGs17(持続可能な開発目標)の達成に貢献をしています。 本研究はSDGs17のうち、「14:海の豊かさを守ろう」に貢献しています。 研究助成資金等 本研究プロジェクトは、「ふるさと納税制度」を活用した大阪府立大学への寄附制度である「つばさ基金(海洋生物に関する研究)から支援を頂きました。支援いただいた皆さまの期待に応えるべく、今後もプロジェクトを進めていく所存です。更なる研究の発展のため、引き続きご寄附を募集させていただいております。皆さまのより一層のご支援・ご協力をお願いいたします。 用語解説 解説1 マイクロCT マイクロCTは、近年小型動物の臨床検査機器として開発され、実用スライス厚が30~150 μmであり、空間分解能に優れている。短時間の撮影で高精細な画像を得ることができ、臨床分野や研究分野への応用が期待されている。 解説2 板鰓類 サメ類・エイ類の大部分が含まれる軟骨魚綱板鰓亜綱の魚の総称。トラザメについては、近年、発生学やゲノム解析などの研究が進んでいる。 関連情報 海遊館 Webサイト 大阪府立大学 生命環境科学研究科 獣医学専攻 獣医内科学研究グループ Webサイト 大阪府立大学 つばさ基金 Webサイト お問い合わせ 大阪府立大学大学院 生命環境科学研究科 獣医系 准教授 古家 優(ふるや まさる) Eメール furuya[at]vet.osakafu-u.ac.jp [at]の部分を@と差し替えてください。 ]]> https://www.osakafu-u.ac.jp/news/nws20220210_3 Wed, 09 Feb 2022 15:00:19 +0000 https://cms.omu.ac.jp/osakafu-u2017/?p=182278 大阪府立大学(学長 辰巳砂 昌弘)大学院 生命環境科学研究科 獣医学専攻 教授/アジア健康科学研究所 所長/大阪国際感染症研究センター 所長 山崎 伸二(やまさき しんじ)と博士課程 Goutham Belagula Manjunath さん、兵庫医療大学(学長 藤岡 宏幸) 薬学研究科 研究科長/教授 青木 俊二 氏とインド国立コレラ及び腸管感染症研究所(所長 Shanta Dutta)のT. Ramamurthy 博士らの研究グループは、白胡椒のメタノール抽出物の多剤耐性菌(解説1)に対する抗菌活性(解説2)について調べました。 その結果、メタノール抽出物が多剤耐性菌を含むコレラ菌に対して抗菌活性を示すことが明らかとなり、その主成分は白胡椒に含まれるピペリンであることを解明しました。また、ピペリンは、様々な種類のコレラ菌に対して抗菌活性を有するのみならず、院内感染で問題となっている多剤耐性緑膿菌や、2011年にドイツを中心にヨーロッパで死者48人の集団食中毒事件の原因菌となった腸管出血性大腸菌O104に対しても抗菌活性を有することを示しました。 この成果は、院内感染で問題となっている多剤耐性菌や食中毒予防等、細菌感染症対策に役立つことが期待されます。 なお、本研究成果は、学術雑誌「Letters in Applied Microbiology」に2022年2月9日付けでオンライン掲載され、Editor’s Choiceに選出されました。 論文タイトル「Piperine, an active ingredient of white pepper suppresses growth of multidrug resistant toxigenic Vibrio cholerae and other pathogenic bacteria」 論文掲載誌「Letters in Applied Microbiology」(Society for Applied Microbiology Webページ) (注意)本資料は掲載論文の内容をもとに作成しています。図は論文の結果から一部抜粋。 図 ピペリン非存在・存在下で培養したコレラ菌をDAPIとPIで染色(ピペリンの抗菌活性は、菌を生きているが培養できない状態にするのではなく殺菌的に働いていることを示す) 本研究のポイント 白胡椒に含まれるピペリンは、200 µg/mL の濃度で多剤耐性コレラ菌、多剤耐性大腸菌、多剤耐性緑膿菌に対して2時間以内にそれぞれの菌数を10万分の1以下に低減させることが明らかに。 ピペリンの抗菌活性は、菌に対して、生きているが培養できない状態(VBNC状態(解説3))へ誘導するのでなく、殺菌的に働くことを解明。 SDGs達成への貢献 大阪府立大学は研究・教育活動を通じてSDGs17(持続可能な開発目標)の達成に貢献しています。 本研究はSDGs17のうち、「3:全ての人に健康と福祉を」に貢献しています。 用語解説 解説1 多剤耐性菌 多くの種類の抗生物質に耐性を示し、感染・発症すると治療が困難となる菌。 解説2 抗菌活性 細菌の増殖を抑制するか死滅させる活性。 解説3 VBNC状態 細菌は生きてはいるが、培養しても増殖できない状態の細菌。 関連情報 大阪府立大学大学院 生命環境科学研究科 獣医国際防疫学教室 Webサイト 兵庫医療大学大学院 薬学研究科 Webサイト インド国立コレラ及び腸管感染症研究所Webサイト お問い合わせ 大阪府立大学大学院 生命環境科学研究科 教授 山崎 伸二 Eメール shinji[at]vet.osakafu-u.ac.jp[at]の部分を@と変えてください。 ]]> https://www.osakafu-u.ac.jp/news/nws20220114_2 Fri, 14 Jan 2022 08:00:24 +0000 https://cms.omu.ac.jp/osakafu-u2017/?p=181440 本学大学院 生命環境科学研究科 獣医学専攻の東 泰孝 教授らの研究グループは、インターロイキン-19(解説1)遺伝子欠損マウスを用いて非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)の疾患モデルを解析することにより、対照群である野生型マウスと比べて、肝線維化などのNASH病態が悪化することを発見しました。 メカニズムとして、インターロイキン-19が肝臓において中性脂肪の生成に抑制的な役割を担うことも発見したことから、合わせて、インターロイキン-19は非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)(非アルコール性脂肪肝(NAFL)と非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)の二つに分けられる)の病態進行に対して抑制的な役割を担うことを発見しました。 この成果は、生活習慣病の予防に向けた新しい作用点として期待されます。 なお、本研究成果は、スイスの学術誌「Cells」に2021年12月13日付けで掲載されました。 論文タイトル「IL-19 Contributes to the Development of Nonalcoholic Steatohepatitis by Altering Lipid Metabolism」 論文掲載誌「Cells」(MDPI Webページ) 本研究のポイント インターロイキン-19遺伝子欠損マウスにおいて、コリン欠乏メチオニン添加高脂肪高コレステロール飼料にて2ヶ月間飼育したところ対照群である野生型マウスと比べて、肝線維化が増悪することを発見。 機構として、インターロイキン-19は肝実質細胞において中性脂肪の生合成を抑制することを発見。 インターロイキン-19のシグナル伝達経路を活性化させることで生活習慣病の予防に活用することが期待される。 SDGs達成への貢献   大阪府立大学は研究・教育活動を通じてSDGs17(持続可能な開発目標)の達成に貢献をしています。 本研究はSDGs17のうち、「3:すべての人に健康と福祉を」に貢献しています。 用語解説 解説1 インターロイキン-19 インターロイキン-19は、インターロイキン-10ファミリーに分類され、マクロファージ、上皮細胞、ケラチノサイト、血管平滑筋細胞から主として産生されることに加えて、他にも多くの細胞種から産生される多機能なサイトカインである。炎症性腸疾患や皮膚炎などの炎症性病態に対しては抗炎症性作用を示すことがわかっている。 関連情報 大阪府立大学大学院 生命環境科学研究科 獣医学専攻 Webサイト お問い合わせ 大阪府立大学大学院 生命環境科学研究科 教授 東 泰孝 Eメール azuma[at]vet.osakafu-u.ac.jp[at]の部分を@と変えてください。 ]]> https://www.osakafu-u.ac.jp/news/nws20220104 Tue, 04 Jan 2022 00:00:02 +0000 https://cms.omu.ac.jp/osakafu-u2017/?p=181200 2021年12月22日(水)、公益社団法人 日本化学会が、2021年度各賞(日本化学会賞、学術賞、進歩賞、女性化学者奨励賞、化学技術賞、技術進歩賞、化学教育賞、化学教育有功賞、化学技術有功賞、功労賞)受賞者を発表し、大阪府立大学大学院 理学研究科 分子科学専攻の神川 憲教授が、「第39回 学術賞」を受賞しました。 「学術賞」は、化学の基礎または応用の各分野(物理化学系、無機・分析化学系、有機化学系、材料化学・高分子化学系、天然物化学・生体関連化学系、複合領域)において先導的・開拓的な研究業績をあげた研究者を授賞対象としています。 受賞者のコメント 大阪府立大学大学院 理学系研究科 分子科学専攻 教授 神川 憲 この度は、栄えある2021年度日本化学会学術賞をいただけることとなり、ご推薦いただいた先生をはじめ、関係の諸先生方に厚く御礼申し上げます。また、このような機会に恵まれたのも、研究室の学生諸君、スタッフの津留﨑先生、ならびに共同研究者の方々のご尽力あっての賜であり、この場をお借りして深く感謝申し上げます。 これまで、「想いを分子(かたち)に」をモットーに、私達が「美しいと信じる分子」をどのようにスマートに創るかにこだわって、受賞対象となったらせん状π共役分子の合成研究を行ってきました。「こんな分子ができたらカッコイイよね」から始まるアイディア(妄想)に対して、どうやったら最短距離でたどり着けるかを試行錯誤する過程で、達成することが難しいとされていたいくつかの壁をなんとか乗り越えることができました。また、高い目標を掲げ、その実現に一緒に頑張ってくれた学生諸君が、研究を通じて頼もしく成長していく姿にふれることができたことも、今回の受賞と同様に大きな喜びの一つになっています。 さて、今年4月に開学する大阪公立大学は、世間からの注目も高くさらなる飛躍が期待されています。このような状況のもと、新大学におけるサイエンスの成果発信に少しでも貢献できるように、本受賞を励みにより一層精進して参りたいと思います。 受賞対象となった研究内容 遷移金属触媒を活用したヘリセン、および多重ヘリセンの立体選択的合成に関する研究 近年、らせん状多環芳香族炭化水素であるヘリセンは、その曲がったπ共役構造に由来する特異な電子的・光学的特性、およびらせん不斉を内在する分子骨格など構造化学・合成化学の観点から注目を集めている重要な化合物群です。その合成において、独自のアプローチにより新規らせん分子骨格を有するヘリセン、および複数のらせん構造を有する多重ヘリセン類の立体選択的合成を達成しました。 らせん状π共役分子であるヘリセンの効率的合成法を開拓するという反応開発に加えて、構造化学の観点からも重要な世界最多重度を有する六重ヘリセンの立体選択的合成、およびアライン化学にブレイクスルーをもたらした実践的な触媒的不斉合成による光学活性多重ヘリセンの合成などを達成した点において高く評価されました。 関連情報 【お知らせ】2021年度各賞受賞者が決定(公益財団法人 日本化学会 Webページ) KAMIKAWA GROUP Webサイト お問い合わせ 大阪府立大学大学院 理学系研究科 教授 神川 憲 Tel 072-254-9721 Eメール kamikawa[at]c.s.osakafu-u.ac.jp [at]の部分を@と差し替えてください。 ]]> https://www.osakafu-u.ac.jp/news/nws20211220_2 Wed, 22 Dec 2021 15:02:32 +0000 https://cms.omu.ac.jp/osakafu-u2017/?p=180538 本学 大学院 生命環境科学研究科 獣医学専攻 山崎 伸二 教授/アジア健康科学研究所 所長/大阪国際感染症センター 所長と株式会社かわかみ(代表取締役 川上 大雄)の山下 泰治らの研究グループは株式会社かわかみの製品である特許取得焼成カルシウム製剤(シェルコート)(解説1)が有機物存在下・非存在下における新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対する抗ウイルス活性について調べました。 その結果、焼成カルシウム製剤(シェルコート)で10秒間処理することにより、SARS-CoV-2の感染力価(%)(解説2)を1万分の1以下に低減できること、有機物(20%胎児牛血清:唾液の8倍のタンパク質濃度)存在下でも同様の低減効果を発揮できることが明らかとなりました。食品添加物として認められている焼成カルシウム製剤(シェルコート)は、有機物存在下においてもSARS-CoV-2に対して強い抗ウイルス活性を示し、食品を取り扱う現場を含め新型コロナウイルス感染症の制御に役立つことが期待されます。 本研究成果は、学術雑誌「Biocontrol Science」に2021年11月06日付けで受理されました。 本研究のポイント 貝殻カルシウム水で10秒間処理することにより、SARS-CoV-2の感染力価を1万分の1以下に低減 有機物存在下でも貝殻カルシウム水で10秒間処理することにより、SARS-CoV-2の感染力価を1万分の1以下に低減 SDGs達成への貢献 大阪府立大学は研究・教育活動を通じてSDGs17(持続可能な開発目標)の達成に貢献しています。 本研究はSDGs17のうち、「2:飢餓をゼロに」「3:全ての人に健康と福祉を」に貢献しています。 用語解説 解説1 特許取得焼成カルシウム製剤(シェルコート) 私たちが普段口にしている素材のみで構成した除菌剤。内容成分(特許配合)は焼成カルシウム(表記上は水酸化カルシウム)、乳酸等。 解説2 感染力価(%) 細胞に感染するウイルス数の指標 関連情報 研究推進機構 21世紀科学研究センター 大阪国際感染症研究センター (大阪府立大学 Webページ) 株式会社かわかみ Webサイト お問い合わせ 大阪府立大学大学院 生命環境科学研究科 教授 山崎 伸二 Eメール shinji[at]vet.osakafu-u.ac.jp[at]の部分を@と変えてください。 ]]> https://www.osakafu-u.ac.jp/press-release/pr20211220 Mon, 20 Dec 2021 05:00:20 +0000 https://cms.omu.ac.jp/osakafu-u2017/?p=180516 本学 大学院 生命環境科学研究科 岡澤 敦司 准教授、太田 大策 教授、馬場 敦也さん(2018年度 博士前期課程 修了)、岡野 ひかるさん(2020年度 博士前期課程 修了)、大阪大学 大学院 工学研究科 新間 秀一 准教授、および神戸大学 大学院 農学研究科 杉本 幸裕 教授らの研究グループは、次世代シーケンサー(解説1)を用いた網羅的な遺伝子発現解析によって、アフリカの農業に大きな被害をもたらしているヤセウツボなどのハマウツボ科の根寄生雑草(解説2)の発芽に重要なグルコースを生成させる貯蔵糖質プランテオース(解説3)を加水分解する代謝酵素OmAGAL2の特定に世界で初めて成功しました。 また、質量分析イメージング(解説4)によって種子中のプランテオースの貯蔵部位の可視化にも成功しました。 この研究成果は、根寄生雑草の発芽に重要な役割を果たすプランテオースの代謝酵素を阻害する化合物の探索を可能にし、アフリカの農業被害の低減や、飢餓の克服への貢献が期待されます。 なお、本研究成果は2021年12月1日に、英国の学術誌「Journal of Experimental Botany」のオンライン速報版で公開されました。 論文タイトル「Involvement of α-galactosidase OmAGAL2 in planteose hydrolysis during seed germination of Orobanche minor」 掲載論文「Journal of Experimental Botany」(Oxford University Press Webページ) プレスリリース全文(847KB) 本研究のポイント 貯蔵糖質プランテオースを加水分解し、根寄生雑草の発芽に必要なグルコースを生成させる代謝酵素OmAGAL2の特定に世界で初めて成功 種子中のプランテオースの貯蔵部位の可視化にも成功 プランテオースは、発芽時に胚の近くのアポプラストで代謝酵素に加水分解されることで、発芽に必要なグルコースを生成しているという代謝モデルを提唱 プランテオースの代謝を阻害することで、全てのハマウツボ科根寄生雑草の発芽を抑制することにつながると期待される SDGs達成への貢献 大阪府立大学は研究・教育活動を通じてSDGs17(持続可能な開発目標)の達成に貢献をしています。 本研究はSDGs17の目標のうち、「2:飢餓をゼロに」等に貢献しています。 研究助成資金等 本研究の一部は、科学技術振興機構(JST)・国際協力機構(JICA)地球規模課題対応国際科学協力プログラム(SATREPS)(JPMJSA1607)、科学研究費助成事業(科研費)基盤B(JP20H02924)、科学研究費助成事業(科研費)国際共同研究強化B(JP20KK0130)からの支援を受けて行われました。 用語解説 解説1 次世代シーケンサー ゲノムや mRNA の遺伝子配列を一度に数十億塩基解読可能なシーケンサーで、近年、様々な生物のゲノム解析などに用いられています。 解説2 根寄生雑草 現在、他の植物に寄生する寄生植物が約4,500種確認されています。このうち、作物の根に寄生し、農業に被害をもたらすものを根寄生雑草といいます。根寄生雑草のほとんどがハマウツボ科(Orobanchaceae)の植物であり、ストライガ属(Striga spp.)がアフリカなどで、ハマウツボ属(Orobanche spp.)およびフェリパンキ属(Phelipanche spp.)が地中海沿岸諸国などで農業に被害をもたらしています。 解説3 プランテオース グルコース、フルクトース、ガラクトースからなる三糖で、ガラクトシル結合の加水分解によって、ガラクトースとスクロースが生じます。スクロースは、加水分解酵素インベルターゼにより、グルコースとフルクトースに分解されます。根寄生雑草の他にゴマ、シソ、ミント、トマトなど一部の植物の種子に含まれることが確認されていましたが、その代謝酵素や生理的役割は不明でした。 解説4 質量分析イメージング スライドグラス上の組織切片などにレーザーを照射し、生じるイオンを質量分析計で検出することで、特定の化合物の存在部位を可視化する分析手法で、近年、薬物動態や生物中の化合物の挙動を明らかにする手法として注目されています。 関連情報 大阪府立大学 大学院 生命環境科学研究科 応用生命科学専攻 細胞代謝機能学研究室 Webサイト SATREPS(地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム)Webサイト お問い合わせ 大阪府立大学大学院 生命環境科学研究科 准教授 岡澤 敦司(おかざわ あつし) Eメール okazawa[at]plant.osakafu-u.ac.jp [at]の部分を@と差し替えてください。 ]]> https://www.osakafu-u.ac.jp/news/nws20211220 Sun, 19 Dec 2021 15:00:22 +0000 https://cms.omu.ac.jp/osakafu-u2017/?p=180469 大阪府立大学の創薬研究(研究代表者:理学系研究科 教授 藤井 郁雄)が、公益財団法人 武田科学振興財団(解説1)による2021年度特定研究助成(4,000万円)(解説2)に採択されました。 本特定研究助成は、我が国の医学の発展に向け、研究機関が総力をあげて取り組む共同研究(学内または複数機関の融合研究)に対して助成されるもので、異分野間の研究、申請機関の注力研究・特有の研究、難病疾患研究などを重視した先見性・独創性の高い研究が対象とされます。本学では藤井教授を代表とし、藤井グループ、中瀬グループ、児島グループの3つのグループがプロジェクトチームを編成し、研究を推進します。 グループリーダー 氏名 職階 所属 藤井 郁雄 教授 理学系研究科 生物化学専攻 中瀬 生彦 教授 理学系研究科 生物化学専攻 児島 千恵 准教授 工学研究科 物質化学専攻 採択内容 研究題目 ポスト抗体医薬:細胞内送達を可能にする分子標的HLHペプチド(中分子医薬)を基盤とした新しい創薬モダリティ(解説3)の確立 助成金額 4,000万円 研究概要 分子標的HLHペプチドと血管内皮細胞増殖因子(VEGF)との複合体X線構造 近年、医療革新による創薬研究の多様化が進む中、抗体のような高い特異性(特定のタンパク質だけに作用する能力)と低分子医薬の汎用性(注射や内服など様々な投与法が可能)を兼ね備える中分子化合物(分子量:約1,000〜5,000)が注目されています。そこで、疾患関連タンパク質に特異的に作用する抗体様物質として、ペプチド性の分子標的中分子化合物(分子標的HLHペプチド)を開発しています。本研究では、分子標的HLHペプチド(藤井グループ)を基軸として、独自の機能性デンドリマー技術(児島グループ)や細胞膜透過性ペプチド技術(中瀬グループ)を融合して、細胞標的性と高い細胞内送達効率を同時に実現し、細胞内疾患関連タンパク質を標的とした新しい創薬モダリティを確立します。 研究代表者コメント 藤井 郁雄 教授 本研究では、大阪府立大学で開発された独自の創薬技術を融合し、3つのグループが一丸となって、細胞内の細胞内疾患関連タンパク質の機能を精密に制御する具体的かつ確度の高い手法を開発します。特異的な細胞内タンパク質の制御は、既存医薬品や抗体医薬では不可能であり、得られる研究成果は、創薬科学の新境地を開く大きな社会的効果があると確信しています。また、分子標的HLHペプチドの製造には、従来の化学製造設備で対応できるため製造コストが安価になり、その波及効果は計り知れません。未踏の研究課題ですが、現在最も注目されている研究の1つであり、本学の総合知を活かして取り組んでいきます。 SDGs達成への貢献 大阪府立大学は研究・教育活動を通じてSDGs17(持続可能な開発目標)の達成に貢献をしています。 本研究はSDGs17のうち、「3:すべての人に健康と福祉を」に貢献しています。 用語解説 解説1 公益財団法人武田科学振興財団 武田科学振興財団は、財団法人として、「科学技術の研究を助成振興し、我が国の科学技術および文化の向上発展に寄与する」ことを目的とし、武田薬品工業株式会社からの寄附を基金として1963年に設立されました。 解説2 特定研究助成 我が国の医学の発展に向け、研究機関が総力をあげて取り組む共同研究(学内または複数機関の融合研究)に対して助成するもので、国内の研究機関を対象にします。例えば、異分野間の研究、申請機関の注力研究・特有の研究、難病疾患研究(オーファン疾患を含む)などを重視した先見性・独創性の高い研究が該当します。申請は1機関1件とし、所属機関長の推薦のある候補に限ります。 解説3 創薬モダリティ 近年の医薬品開発の現場でよく耳にする「モダリティ」とは、治療手段(創薬技術・手法)のことを指します。これまでの医薬品の主なモダリティは、低分子化合物と抗体医薬でした。新たなモダリティして、核酸医薬や遺伝子治療などがありますが、本研究ではペプチド医薬に注力します。 関連情報 公益財団法人武田科学振興財団Webサイト 理学系研究科 藤井郁雄研究室 Webページ(理学系研究科 藤井 郁雄 教授) 理学系研究科 生物科学専攻 細胞機能制御化学研究室 Webサイト(理学系研究科 中瀬 生彦 教授) 工学研究科 物質・化学系専攻 応用化学分野 合成高分子化学研究グループ Webページ(工学研究科 児島 千恵 准教授) お問い合わせ 大阪府立大学 理学系研究科 教授 藤井 郁雄 Eメール fujii[at]b.s.osakafu-u.ac.jp[at]の部分を@と変えてください。 ]]>

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