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サ高住とは、サービス付き高齢者向け住宅で、加齢とともに日常生活に不安を抱く高齢者向けに、安心して暮らせる環境を提供している住宅のことです。マンションのように部屋を購入するという仕組みではなく、賃貸住宅のように一部屋を賃貸する仕組みとなっています。 サ高住の特徴について入居条件・設備・サービスの3つの観点から見ていきましょう。 入居条件 サ高住は、原則自立した生活が可能な60歳以上の高齢者を対象としています。そのため、介護度の高い方は基本的に入居できません。介護度の低い方に関しては、施設から直接的なサポートは行われませんが、訪問介護やデイサービス、デイケアなどの外部介護サービスを利用することが可能です。 一部サ高住の中には、介護を必要とする方を受け付けているところもあります。そのようなサ高住では、要介護5といった介護度の高い方も入居できます。自身の介護度に合わせて、適切な施設を選択しましょう。 設備 サ高住は各部屋にトイレやお風呂、洗面台などが設置されています。そのため、部屋は広く、原則25㎡以上と決まっています。 また、バリアフリー構造になっており、トイレやお風呂などには手すりが設置されている、段差がないなどのように、高齢者が安心して暮らせる環境となっているのが特徴です。 共用スペースは生活の質の向上、他の入居者との交流の機会を持てるように、レストラン、温泉施設、シアタールーム、カラオケルーム、図書館などが併設されている場合があります。 各施設によって設備が異なるため、サ高住への入居を検討している方は、各サ高住の設備の違いを理解してから申し込みましょう。 サービス サ高住では原則自立した生活が可能な方を対象としているため、直接的な介護サービスの提供は行われていません。 基本的なサービスとしては、常駐スタッフが定期的に施設内を巡回する安否確認、生活上の悩み相談などが挙げられます。 日中は介護福祉士、看護師などの有資格者が施設に常駐しており、専門家によるサポートを受けられるのも特徴です。 また、上記以外に買い物、部屋の清掃、洗濯などの代行サービスを提供する施設もあります。食事提供の有無も施設によって異なるため、必要なサービスが提供されているかどうかを確認してから契約しましょう。 ケアハウスの特徴 ケアハウスとは、自立した生活が困難な60歳以上の方が安心して暮らせる環境を提供する施設のことです。軽費老人ホームの一種で、軽費老人ホームC型に分類されます。 ケアハウスもサ高住と同様、賃貸住宅のように賃貸する仕様となっています。ケアハウスの特徴を入居条件・設備・サービスの3つの観点から説明していきます。 入居条件 ケアハウスの入居条件は、自立型と介護型によって異なります。 自立型では、自立した生活を送ることに不安を抱いているものの、要介護認定を受けていない60歳以上の方が対象です。 介護型では、要介護1以上の認定を受けている65歳以上の方が対象となります。 両者の違いは、年齢と介護認定を受けているかどうかです。介護型では、介護保険サービスの特定施設入居者生活介護が提供されているため、介護付き有料老人ホームなどと同水準の介護・看護を受けられます。 設備 ケアハウスの場合も、各部屋にトイレやお風呂、洗面台などが設置されています。そのため、部屋は広いですが、サ高住と比べると少し狭めで最低の広さが21.6㎡以上となっています。 バリアフリーにも対応しており、施設内には段差がなく、トイレやお風呂などには手すりが設置されているので高齢者でも安心です。 サ高住のような生活の質を向上させる、他の入居者との交流の機会を持てるような設備は基本的に設置されていません。サ高住よりも介護度の高い方が入居するため、機能訓練室や一時介護室などが備わっています。 サービス ケアハウスでは、基本的に24時間体制で施設スタッフが館内に常駐しています。そのため、万が一の事態が発生しても緊急呼び出し装置のボタンを押すことで、夜中でもスタッフが駆けつけてくれるので安心です。 入居者同士の交流を持つ機会として、様々なアクティビティが実施されています。 例えば、正月や花見などの四季にちなんだ行事、囲碁や将棋、トランプ、茶道、華道などの入居者の趣味を反映した活動などです。 心身機能を高めるための体操を定期的に開催している施設もあります。アクティビティのサービスは各施設によって異なるため、違いを確認してから申し込みましょう。 両者のメリット・デメリットを比較 サ高住とケアハウスは、比較的似た高齢者向け施設です。そのため、どちらを選択すべきか悩んでいる方も多いと思います。 入居してから想像していたようなサービスを受けられなかったといったトラブルを未然に防ぐためにも、両者のメリット・デメリットを比較することが大切です。 サ高住とケアハウスのメリット・デメリットを比較してみましょう。 サ高住のメリット・デメリット サ高住のメリットは以下の通りです。 ・ 介護度が低い方でも入居しやすい ・ 生活の自由度が高い ・ 比較的数が多く利用しやすい サ高住は、要介護認定を受けていない方でも入居できます。また、入居者が家に近い感覚で利用できるように生活の自由度が高くなっています。そのため、自由な生活を送りながら、万が一の事態に備えたいという方でも利用できるのが魅力です。 高齢化社会に対応するために始まった国の補助によってサ高住が増えたこともあり、希望する方が入居しやすく、自分の身体の状況に合わせたタイプを選びやすい点もメリットといえます。 サ高住のデメリットは以下の通りです。 ・ 介護度によっては退去しなくてはならない ・ ケアハウスと比べて費用が高い傾向がある サ高住は自立した生活を送れる方を原則対象としています。多少の介護の場合には外部のサービスを利用することで対応できますが、介護度が上がって対応が困難になった場合は対応できず、退去を求められる可能性があるので注意してください。 また、ケアハウスよりも費用が高めに設定されているケースが多いです。設備やサービスはケアハウスよりも充実している傾向がありますが、介護度や費用負担を理由に退去に至る可能性があることを十分に理解しておきましょう。 ケアハウスのメリット・デメリット ケアハウスのメリットは以下の通りです。 ・ サ高住と比べて費用が安い傾向がある ・ レクリエーションが充実している ケアハウスは自治体から助成金を受けて運営しているため、サ高住と比べると費用が安い傾向があります。そのため、費用負担を抑えられる点が大きなメリットです。 また、レクリエーションが充実しているため、他の入居者と交流の機会を持ちながら日々の生活を充実させられるでしょう。 ケアハウスのデメリットは以下の通りです。 ・ 比較対象が少ない ・ すぐに入居できるとは限らない ケアハウスはサ高住と比べると数が多くありません。そのため、サービスや設備などの比較対象が少ない点がデメリットといえます。 また、数が少ないだけでなく、費用が安いという点から人気があり、すぐに入居できるとは限りません。1年以上待つことも珍しくない点に注意してください。 まとめ 高齢者向け住宅には多くの種類があるため、自分に合うものがどれなのか分からない方も多いと思います。 自分に合った高齢者向け住宅に入居するには、各施設の特徴、メリット・デメリットなどを把握することが大切です。この記事のポイントを押さえて、自分に合った高齢者向け住宅を見つけましょう。 ヘーベルVillageはシニア向け安心賃貸住宅を提供しています。駆けつけサービス、健康や暮らしをサポートする相談サービス、看護師による健康相談、医療機関の紹介サービスなどサポートが充実しています。 自立しながら安心した老後を暮らしたいという方は、旭化成ホームズのヘーベルVillageをご検討ください。 施設ではなく、自宅より安心・安全な住まい へーベルVillageをもっと知る へーベルVillageとは 物件一覧 選ばれる理由 住み替えサポート 契約入居の流れ 関連記事 サービス付き高齢者向け住宅の1つ！自立型高齢者住宅の特徴を解説 サービス付き高齢者向け住宅｜高齢者向け優良賃貸住宅の特徴を解説 住宅型有料老人ホームとサ高住の違いを分かりやすく解説 コラム一覧に戻る HOME コラム一覧 サ高住とケアハウスの違いは？両者の違いを分かりやすく解説 情報更新日：2024年05月17日｜次回更新予定：2024年05月31日 お電話でのご質問・お問い合わせは（フリーダイヤル） 0120-998-945 9:00～18:00 定休:水/日/祝日 旭化成ホームズ株式会社　シニア事業推進部 〒101-8101 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング 国土交通大臣（12）第2739号 （公社）首都圏不動産公正取引協議会加盟 （一社）不動産流通経営協会会員 資料請求・お問い合わせ その他のお問い合わせ お電話でのご質問・ お問い合わせ 0120-998-945 9:00～18:00 定休:水/日/祝日 旭化成ホームズ株式会社　シニア事業推進部 〒101-8101 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング 国土交通大臣（12）第2739号 （公社）首都圏不動産公正取引協議会加盟 （一社）不動産流通経営協会会員 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